特徴
検査科では、待機体制をとり緊急検査や輸血検査に24時間対応しています。大きく検体検査と生理検査に分け、ローテーションしながら業務を行っています。そのため一人の臨床検査技師が、様々な検査に対応できるように幅広い検査技術や知識を兼ね備え業務に努めています。
検体検査では、正確な検査結果を迅速に主治医へ報告するため、分析装置の精度管理や保守点検を日々行っています。精度管理については、精度保証認証を継続しております。院内にて測定している検査項目については、来院された当日に結果を報告し異常値が発生した際の的確な対応が臨床検査技師としての腕の見せ所だと日々努力しています。
また、必要とされる検査について常にアンテナを張り院内での検査の実施を進めています。
生理検査分野では、患者さんの不安をなるべく取り除くため丁寧な説明を常に心がけています。循環器に特化しており、心電図や超音波検査では多くの症例を経験し迅速な対応や知識の向上が必要と考えています。
検査室内だけでなく、ICUや病棟、手術室・カテーテル検査室での業務も行っています。
また、院内の感染制御や医療安全等のチーム医療へも検査のプロとして積極的に参加しています。
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生化学検査(TBA-1500FR)
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血液自動分析機
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凝固機能検査機器
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ID NOW(COVID19)
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大動脈弁(4尖弁)
頸動脈エコー
心尖4腔像
ABI
SPP
検査は治療の入り口でもあり、病気の経過観察、治療効果の判定、病気の早期発見などに貢献しています。超音波検査や長時間心電図検査については予約検査と、来院された当日にも検査が受けられるように環境を整えています。来院されたその日に、検査結果を報告しより迅速に治療に繋げられるに努めています。
チームワークを大切にし、常に正確かつ迅速な報告をおこなっています。
検査結果を通してご自身の体について知ることも大切なことと思われます。その為の材料に検査結果を使用してください。これからも臨床検査技師として、患者さまのためにより良い検査、支援を行えるよう常に自分たちに問い続け、工夫を重ねていきたいと考えております。お気付きの点がございましたら、外来インフォメーションデスク又は意見箱へ是非お願い致します。