病院情報

2019年4月~2020年3月 退院患者

病院の機能や診療状況などについて様々な指標を用いて具体的な数値を示しています。指標を分析し改善を促すことで医療の質の向上を図るとともに、患者様にとって分かりやすい医療を提供します。

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令和元年度 岡村記念病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - - - 24 117 313 744 1,277 631 78
2019年度に退院した患者様を、年齢階級別(10歳刻み)に集計したものです。患者数10未満の場合は「-」と表示しています。
60歳以上の占める割合が全体の85.5%と、地域の高齢化を反映しています。当院では地域の医療機関より多くの患者様のご紹介を頂いております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 264 1.99 2.78 0.00% 69.19
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む)弁置換術、弁形成術等 71 18.18 23.77 1.40% 70.37
050210xx97000x 徐脈性不整脈 ペースメーカー等手術 46 6.41 10.80 0.00% 81.15
050163xx02x10x 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術 19 16.16 19.82 0.00% 73.37
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 冠動脈、大動脈バイパス移植術等 18 17.22 22.71 0.00% 68.11
心臓血管外科の非開心術で多いのは下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術で、開心術で多いのは弁膜症に対する弁置換術となっております。
当科では2020年2月より胸腔鏡下の弁膜症手術(MICS)を導入し、患者様により低侵襲な手術を提供しております。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル検査 643 2.28 3.01 0.00% 70.71
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 616 3.35 4.40 0.32% 70.23
050050xx99200x 狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル検査+血管内エコー等 375 2.46 3.15 0.00% 71.21
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 236 5.24 5.02 0.85% 62.92
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 四肢の血管拡張術・血栓除去術等 99 3.44 5.34 0.00% 72.55
循環器内科で多いのは心臓カテーテル検査と経皮的冠動脈インターベンションです。アブレーションと抹消血管インターベンションも増えています。
当院では2020年6月よりIMPELLAを導入して救急医療を充実させ、また同年5月に256列512スライスCTを購入し、超音波機器と併せ外来において高度医療機器を駆使した冠動脈疾患の診断をしております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌
大腸癌
乳癌
肺癌
肝癌
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院は循環器専門病院のため該当ありません。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 - - -
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
患者数10未満のため、厚生労働省の掲載基準に基づき「-」と表示しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内
その他
当院は循環器専門病院のため該当ありません。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 263 0.00 0.99 0.00% 69.17
K597-2 ペースメーカー交換術 44 0.93 4.52 0.00% 80.82
K5551 弁置換術(1弁) 24 2.42 13.38 4.17% 75.25
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 19 4.95 20.00 5.26% 64.79
K5542 弁形成術(2弁) 17 2.00 14.88 5.88% 63.82
2020年2月より導入した胸腔鏡下弁膜症手術(MICS)は以下のような利点があります。
1)早期社会復帰が見込まれる  2)女性では乳房下切開で傷が目立たない  3)創部感染が少ない  などです。
また当科では、術前・術後に積極的にリハビリ科が介入し、早期自立・早期退院を目指しております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 465 0.51 2.11 0.00% 69.65
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 158 1.45 3.07 1.27% 62.87
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 110 0.42 2.54 0.91% 72.28
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 89 0.08 6.22 6.74% 71.10
K5481 経皮的冠動脈形成術(高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル) 88 0.50 3.09 1.14% 73.73
1番目、4番目、5番目は、急性心筋梗塞や狭心症に対する経皮的冠動脈インターベーション(PCI)です。可能な限り橈骨動脈(手首)からのアプローチで行い、患者様への負担を減らすよう努力しています。また治療は薬剤溶出性ステントを積極的に使用し、再狭窄率は10%未満です。
経皮的カテーテル心筋焼灼術(アブレーション)は頻脈性不整脈に対して行われる根治治療で、年々症例数が増加しております。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
症例数10未満のため、厚生労働省の掲載基準に基づき「-」と表示しています。
『手術・処置等の合併症』は感染(創部感染やペースメーカー植込み等)がありますが、発生率は1%未満となっております。
更新履歴
2020年9月15日
令和元年度 病院情報の公表を更新しました。