クリニカルインディケーター

2022年4月~2023年3月 退院患者

クリニカルインディケーターとは、病院の機能や診療の状況などについて様々な指標を用いて具体的な数値として示したものです。指標を分析し、改善を促すことにより、医療の質の向上を図るとともに、患者様にとって分かりやすい医療を提供することを目的としています。

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令和4年度 岡村記念 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 25 94 242 568 1,153 737 132
 2022年度に退院した患者様を年齢階級別(10歳刻み)に集計したものです。
患者数10未満の場合は「-」で表示しています。70歳以上の占める割合が全体の68.4%と年々高くなっています。また90歳以上の患者様の実人数もこれまでで最も多くなっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 170 2.04 2.66 0.00% 67.77
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症含む)弁置換術、弁形成術等 69 21.23 21.78 0.00% 70.59
050210xx97000x 徐脈性不整脈 ペースメーカー交換術 58 5.14 9.89 3.45% 81.02
050080xx97010x 経カテーテル弁置換術 34 15.06 15.83 0.00% 85.50
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 21 10.24 10.62 0.00% 79.33
 循環器疾患の急性期医療を担う当院では、経カテーテル弁置換術(TAVI)などの高度な手術を行い、より質の高い医療を提供しています。また10月からは経皮的僧帽弁クリップ術(マイトラクリップ)を開始し、患者様にとってより低侵襲な治療法を提供していきます。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 631 3.10 4.26 0.79% 72.30
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル検査 455 2.53 3.04 0.00% 72.29
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 341 4.73 4.65 0.29% 66.89
050050xx9920x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 心臓カテーテル検査+血管内エコー等 308 2.29 3.22 0.00% 72.48
050210xx97000x 徐脈性不整脈 ペースメーカー移植術 89 9.98 9.89 2.25% 79.21
 循環器内科では新たに「経皮的下肢動脈形成術」を開始します。これは四肢の血管が狭くなったり、途中で詰まったりしている部位に対して風船のついたカテーテルを挿入し膨らませて血管を広げる手術です。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌
大腸癌
乳癌
肺癌
肝癌
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
 当院は循環器の専門病院のため該当ありません。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症
中等症
重症
超重症
不明
 患者数10未満のため厚生労働省の掲載基準に基づき「-」と表示しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内
その他
 当院は循環器の専門病院のため該当ありません。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 170 0.04 1.01 0.00% 67.77
K597-2 ペースメーカー交換術 48 0.88 3.04 2.08% 83.17
K555-22 経カテーテル弁置換術 42 5.26 9.19 0.00% 85.14
K5552 弁置換術(2弁) 23 4.57 20.96 0.00% 76.61
K5551 弁置換術(1弁) 21 1.90 19.19 0.00% 73.52
 3番目の経カテーテル弁置換術(TAVI)は低侵襲な治療法であり、高齢者や体力的に手術が受けられない患者様に対しても行われます。開胸で行われる弁置換術と比べて平均年齢が10歳くらい高くなっています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 421 0.68 1.73 0.48% 72.31
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 268 1.12 2.87 0.37% 68.99
K5481 経皮的冠動脈形成術(高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル) 103 0.78 2.49 0.97% 74.27
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 84 2.12 7.58 0.00% 79.40
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 83 0.08 4.99 4.82% 70.42
 2番目の経皮的カテーテル心筋焼灼術(アブレーション)は頻脈性不整脈に対して行われる治療で年々症例数が増加しています。高齢化に伴い動悸や期外収縮を自覚される高齢の方が増えてきているのも要因のひとつと言えます。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 12 0.41%
異なる
 高齢化社会を迎え多臓器にわたって併存疾患を持つ患者様や複雑な症例が増える中、当院でも「手術・処置等の合併症」の発生率が増えたりしています。
更新履歴
2023.9.20
令和4年度 岡村記念病院 病院指標を更新しました。
2022.9.21
令和3年度 岡村記念病院 病院指標を更新しました。
2021.9.17
令和2年度 岡村記念病院 病院指標を更新しました。
2020.9.15
令和元年度 岡村記念病院 病院指標を更新しました。