現行のスケール(主観的疼痛スケール)
フェイススケール
メリット
- 簡単に質問できる
- 子供でも指し示すことが可能
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デメリット
- 顔(絵)の表情の違いが曖昧
- 痛みがある瞬間に評価することは難しい
NRS(Numerical Rating Scale)
メリット
- 数値で評価できる
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デメリット
- 質問する必要がある
- 痛みを表現出来ない人には適さない
- 痛みがある瞬間に評価することは難しい
- 好きな数字・嫌いな数字に左右されることがある
VAS(Visual Analogue Scale)
メリット
- 連続した数値で評価するため正確
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デメリット
- メジャーが必要
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新しいスケール(客観的疼痛スケール)
OPS
メリット
- 評価者によって値が変わりにくい
- 質問する必要がない
- リアルタイムに評価できる
- 何に対して疼痛があったのか正確に評価出来る
- 医療行為に対して評価が出来る
- 色で危険度がわかる
- 痛みを自己評価できる
デメリット
- 術後疼痛などを評価する場合にはOPS5を「薬剤追加」等に変更する必要がある
- スケールを覚える必要がある
0:やすらかな表情
1:顔をしかめる
2:体動あり
3:痛みを訴える
4:繰り返し痛みを訴える
5:手技継続困難、または吸入・静脈麻酔追加
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