当院は、厚生労働大臣の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
入院基本料について
当院は、急性期一般入院基本料1(日勤、夜勤あわせて)入院患者7人に対し1人以上の看護職員を配置しております。詳細については、各病棟に詳細を掲示しておりますのでご参照ください。
入院期間が180日を超える入院について
入院期間(今回の入院以前3ヶ月以内に同一の傷病で当院または他の医療機関入院していた期間を含む)が180日を超えた場合は、厚生労働大臣が定める場合等を除き、入院基本料の15%を180日超に係る保険外併用療養費「選定療養(保険外)」として自己負担していただきます。
医療安全管理体制について
当院では、「医療安全対策加算1」の届出を行い、医療安全管理委員会との連携による、より実効性のある医療安全対策を実施できる体制を整備しています。医療安全対策に関するご心配事がありましたら、1階待合いロビー相談窓口へご相談下さい。
- 医療安全管理対策委員会の設置及び定例会の開催
- 各部門における医療事故防止担当者の支援
- 安全管理部門の業務に関する企画立案及び評価
- 定期的に院内ラウンドを実施し、医療安全確保のために必要な業務改善等の具体的な対策の推進
- 職員を対象として、医療安全確保に関する研修の実施
(医療安全基礎知識、事故発生時の対応、安全文化の醸成等) - 患者様又はそのご家族様からの医療安全管理に関する相談及び支援窓口の設置並びに情報提供と説明 など
入院診療計画書のお渡しについて
当院では、患者様が安心して療養して頂けるよう入院の際に医師(主治医)を始めとする関係職員が共同して、患者様に関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡しをさせて頂いております。
また、 厚生労働省が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制の基準を満たしております。
「個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書」の発行について
当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、平成22年4月1日より、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行することと致しました。
明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査等の名称が記載されます。ご家族の方が代理で会計を行う場合も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨をお申し出下さいますよう宜しくお願い致します。
食事療養について
当院では、厚生労働大臣が定める基準に適合している施設として入院時食事療養Ⅰを算定すべき食事療養の基準に係る届出をおこなっております。
- 入院中の食事は治療の一環であり、患者様の病状に応じた食事を提供し、疾病の治癒促進を図ることを目的とし、また、病院食が患者様の楽しみの一つになるよう管理栄養士によって管理された食事を適時(朝食7:30~・昼食12:00~・夕食18:00~)に適温で提供しております。
- 規則正しい食生活、栄養バランスの良い食事は健康維持の基本です。ご入院中のお食事は、すべて医師の指示により治療食として調理しております。
ご入院中は、病院食以外の食事の持ち込みはできません。 - 食物アレルギーや嚥下機能低下などにより、特別な配慮が必要な患者様は病棟のスタッフにお申し出下さい。
- 食事は、病室または食堂(デイルーム)をご利用下さい。
- 歩行可能な患者様は、食堂(デイルーム)で召し上がっていただいております。
入院時食事療養費について
入院時食事代は、令和6年6月1日から1食当たり490円が自己負担となります。
1食あたりの自己負担額 | |||||
---|---|---|---|---|---|
令和6年5月31日以前 | 令和6年6月1日以降 | ||||
一般 | 460円 | 490円 | |||
市区町村民税 非課税世帯 |
低所得者Ⅱ | 210円 (91日目以降160円) |
230円 (91日目以降180円) |
||
低所得者Ⅰ | 70歳未満 | 210円 (91日目以降160円) |
230円 (91日目以降180円) |
||
70歳以上75歳未満 | 100円 | 110円 | |||
指定難病・小児慢性特定疾病の患者 | 260円 | 280円 |
後発医薬品使用体制加算1(ジェネリック医薬品)について
当院では、後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しております。
また 、医薬品の供給不足等が発生した場合に、治療計画等の見直し等、適切な対応ができる体制を整備しております。状況によっては、患者さんへ投与する薬剤が変更となる可能性がございます。ご不明な点がございましたら、主治医又は薬剤師にお尋ねください。
*ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に販売される、新薬(先発医薬品)と同じ有効成分、効き目、安全性をもつ低価格な医薬品のことです。
保険外負担に関する事項について
当院では、個室使用料、証明書・診断書などにつきまして、その利用日数等に応じた実費のご負担をお願いしております。
特別療養環境の提供
当院は患者様のご選択により、特別療養環境(特別室)を備えています。
ご利用料金は以下のとおりです。
特別個室 (1人部屋) |
322号室 | 1日につき 22,000円 (税込) |
個室 (1人部屋) |
306号室 | 1日につき 13,200円 (税込) |
---|---|---|---|---|---|
307号室 | |||||
308号室 | |||||
310号室 | |||||
315号室 | |||||
317号室 | |||||
318号室 | |||||
320号室 | |||||
321号室 | |||||
【付帯設備】 | 325号室 | 【付帯設備】 | |||
浴室 | シャワー | ||||
洗面台 | 洗面台 | ||||
和室 | トイレ | ||||
トイレ | テレビ | ||||
テレビ | 冷蔵庫 | ||||
全 1室 | 冷蔵庫 | 全 10室 |
*特別療養環境室 室料の計算について
- 室料は自己負担となり、保険は適用されません。
- 室料の計算は、午前0時を起点としておりますので、入院日・退院日・移室日も1日料金として取り扱いさせていただきます。(例:1泊2日の場合、2日分の料金となります。)
また、特別個室から個室への病室の移動の場合は、移室日の室料は高い室料で計算をさせていただきます。
診断書・証明書及び保険外負担係る費用
別添の「保険外負担一覧表」(PDF:524KB)をご参照ください。
入退院支援(入退院支援加算、入院時支援加算)について
患者様とご家族が安心・納得して入院・退院を迎え、住み慣れた住宅や地域で療養生活が継続できるように入退院支援NSと相談員がお手伝いをさせていただきます。
以下のようなご心配がありましたら、お気軽に3階 病棟の看護師へお知らせ下さい。
- 転院先についての相談
- 在宅で暮らすのが困難になった(施設入所や介護保険サービスの導入)
患者さんの相談窓口(患者サポート体制充実加算)について
当院では、患者様又はそのご家族様からの疾病に関する医学的な質問並びに生活上及び入院上の不安等、様々な相談に対応する相談窓口を1階の待合いロビーに設置しております。
- 医療費に対する相談
- お薬に関する相談
- お食事に関する相談
- ご診察に関する質問
その他のご心配事など、何でもご相談下さい。ご相談内容により専門スタッフが対応致します。
医師事務作業補助体制加算について
病院勤務医の負担軽減及び処遇改善の取組み
- 勤務計画上、連続当直を行わない勤務体制の実施
- 予定手術前日の当直や夜勤に対する配慮
- 医師事務作業補助者へのタスクシフティング
- カテ室・OPE室の稼働時間管理
- 女性医師の活躍
- 医師の勤務時間の把握(出退勤管理)
当院では医師の負担を軽減する取組みを行っております。
急性期看護補助体制加算について
看護職員の負担軽減及び処遇改善の取組み
- 時間外労働が発生しないような業務量の調整
- 看護職員と他職種との業務分担
- 事務的業務を行う看護補助者の配置
- 妊娠・子育て中、介護中の看護職員に対する配慮
- 夜勤負担の軽減 など
当院では看護職員の負担を軽減する取組みを行っております。
医療DX推進体制について
当院では、医療DX推進体制の整備について以下の対応を実施しております。
十分な診療情報を取得し、活用することにより、質の高い医療の提供に努めてまいります。
マイナ保険証の促進をはじめ、医療DX推進体制の整備に積極的に取り組んでいます。
医療DX推進体制の整備
- マイナンバーカードによる保険証の利用の使用についてお声掛け・院内掲示を行っています。
- オンライン資格確認を行う体制を有しています。
- 薬剤情報、特定健診情報など必要な情報を取得・活用して診療を行えるよう体制の整備に取り組んでいます。
- 電子処方箋を発行する体制の整備に取り組んでいます。
- 医療DX推進の体制に関して、患者様よりお預かりした受診歴、薬剤情報、特定健診情報等、その他取得した診療情報は、適切に管理し、活用をして診察を行います。