病気について

心肥大

心臓が大きいと言われたら

健診や診察を受けたとき心臓が大きいとか心肥大、心拡大と言われたことはありませんか。心臓が大きいことがどうして悪いのかご存知でしょうか。今回は、心臓の病気で心臓が大きいということはどのような意味を持っているかお話いたします。

心臓は、バネやゴムヒモと同じで、伸びたり縮んだりする臓器ですが、バネやゴムも力を得ようとして無理にひっぱたり、引っ張り続けたりしていると段々と伸びてしまうように心臓の筋肉も伸びてしまいます。心臓をゴム風船に置き換えてみると理解しやすいと思います。ゴム風船のゴムが伸びると風船は大きくなります。心臓も同じように心臓の筋肉が伸びると心臓が大きくなってしまうのです。

それでは心臓の筋肉がどうして伸びるのでしょうか。答えは心臓が疲労してくると伸びるのです。心臓が疲労するとパワーが落ちます。バネも弱ってくると縮む力が落ちてきますが、すこし引っぱってやれば、また元の力を出すことができます。これと同じことが疲労した心臓に起きてくるのです。心臓も心筋を伸ばすことによって元の力を出そうとするのです。この段階で心臓に負担をかけているものを取り除いてやれば、心筋は伸びずにすむのですが、負担が続くと、パワーを維持するために心筋はどんどん伸びてしまいます。そしてバネが最後には伸び切って縮まなくなるように心臓も収縮できなくなってしまうのです。

心臓に負担をかける病気は、高血圧症、弁膜症、狭心症や心筋梗塞などがあります。高血圧症は、高い血圧を出すために心臓はオーバーワークとなっています。弁膜症も弁の動きが悪いため、無駄な仕事をしなければなりません。狭心症や心筋梗塞は、一部の心筋に酸素や栄養が届かず、動きが悪くなります。それを補うため健常な心筋に負担がかかってしまいます。

心臓が大きいといわれたらその時に診察を受け、心臓に負担をかけている病気を見つけ出さなければなりません。放っておくと心臓はどんどん大きくなって収縮力が落ちてきます。心臓の大きさは心臓への負担を知る良い指標なのです。

心臓が大きいかどうかの判定は、胸部レントゲン撮影や心電図でもわかりますが、もっとも有効なのは超音波心臓撮影(エコー検査)です。外来ででき10-15分で終了する簡単な検査です。当院に通院されている皆さまはすでに何回か受けておられると思いますが、年に1度ぐらい心筋の評価に受けられることをお勧め致します。

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